なぜNASAのロケットは月に行けたのでしょうか?□■
と質問をされて、どのように回答しますか。

 ちょっと、精神的なもの、観念的なものと思われるかもしれませんが、書いてみました。

 
一つ目は、月に行こうという「明確な目標」を持ったことです。(Plan)
 まず、月に行こうと思わない限り月には行けません。
 会社経営も同じです。3年後には売上高100億円、営業利益10億円にしようという明確な目標の設定です。ただ漠然と仕事をしていても限界があります。

 
二つ目は、月に行くための「方法論の具体化」ができたことです。(Do)
 月に行こうという目標を絵に書いた餅にしないために、月に行くための具体的な方法論が必要になります。 ここで、経営者が頭のなかで考えていた数字を具体的に帳票に表します。
 具体的には、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書(グラフあり)などです。

 三つ目は、到達過程での「軌道修正が的確」であったことです。(See)
 月に行く過程には様々な困難・障害や予期せぬ出来事が発生し、当初の計画通りピッタリには行きません。タイムリ−に現在位置を把握し、計画とのズレを修正して初めて目標に向かって行きます。
 当初の計画を「絵に描いた餅」にならないために、日々作成した試算表と計画数値のチェックし、上方修正・下方修正が必要になります。
 軌道修正のために、毎月の試算表のスピーディーな作成が必要になります。
(スピーディーな試算表の作成は当ホームページの「月次業務支援」を参照してください)